確定申告まで後15日!チャットレディの無申告はやめましょう

例年であれば3月15日が確定申告の期限ですが、今年は前年と同様、新型コロナウイルスの影響で4月15日まで1ヵ月延長されています。

この記事を公開した時点で残り15日ほど期限があります。チャットレディとして2020年に報酬を得た方は、多くの方が確定申告の対象となるはずです。

無申告はさまざまな点でリスクしかありません。該当の方は必ず確定申告を行うようにしましょう。

無申告は必ずバレます!海外のライブチャットサイトを使っていても変わりません

ほとんどの方は、日本国内のライブチャットサイトを利用していると思いますが、中には海外のライブチャットサイトを使っているというチャットレディもいるかもしれません。

そして、海外のライブチャットサイトなら、入金があってもバレないと考えるかもしれません。ですが、これは大きな誤りです。

海外のライブチャットサイトであっても、入金は日本の銀行に行われていれば、当然銀行に記録が残ります。銀行の入出金があればすぐに分かるので、無申告を繰り返していたらいずれは発覚してしまいます。

国内の金融機関は税務署からの照会があれば応えますし、特に海外から大きな金額が繰り返し入金される場合は、注目されやすいです。

ですので、海外のライブチャットサイトを使っているから申告しなくて良いというのは、とても危ない考えです。

国内・海外のライブチャットに限らず、確定申告の必要な額の報酬を得たら、必ず申告しましょう。

チャットレディが配偶者の扶養に入っている場合は無申告は特に危険

既婚者の方で、配偶者の扶養に入っている方は、特に無申告は危ないです。

というのも、配偶者の扶養に入るためには年間の所得が一定額以下でなければいけないという条件があるからです。

もし、扶養に入ることができないほどライブチャットで稼いで、無申告のまま配偶者の扶養に入り続けていたとなると、大きな問題になります。

税金の無申告だけでも大変なのに、不正に扶養に入っていたことになるからです。つまり、二重に不正なことをしていたことになります。

恋人や配偶者がいる場合、相手に内緒にしてライブチャットで働いていることが多く、秘密を維持するのは大変です。

さらに、パートナーの扶養に入っている場合は、さらに条件は厳しくなります。扶養を外れるほど稼いでしまうと、相手に説明しなければいけないからです。

正直に話すか、他の仕事をしていたことにするのか、いずれにせよ相手に不信に思われてしまう可能性は高いです。

とは言え、無申告で通すのは一番の悪手です。

税務調査で無申告が発覚してしまったら、追徴課税を科せられた上に、扶養の不正に関してもペナルティーが科せられることになります。

当然、配偶者にも知られることになるでしょう。

既婚者の方でさらに相手の扶養に入っている場合は、扶養を外れない金額以内で稼ぐようにしましょう。その金額に達しそうになった時点でライブチャットを一時休止するのが確実です。

扶養に入るための年収は、細かい条件によって異なりますが、130万円が一つの目安となっています。月額にすれば10万円を超えるくらいです。

軽く副業でライブチャットをするくらいなら月額10万円は超えないでしょうが、本格的にチャットレディとして働けば、超える可能性は高いです。

もし万が一扶養を外れる金額を稼いでしまった場合は、きちんと確定申告するようにしましょう。すでに書いた通り、無申告が発覚した場合のペナルティーは非常に大きいです。

正直に言えば、配偶者の扶養に入っているようなケースでは、内緒でチャットレディとして働くのはあまりオススメできません。

130万円という扶養の範囲内なら他のお仕事でも十分に稼ぐことができますし、新型コロナウイルスが収まればお仕事の選択肢ももっと増えるでしょう。

配偶者の扶養に入っていて、なおかつ内緒でチャットレディをするのであれば、本当にライブチャットをやりたい理由がないのであれば、他のお仕事を考えた方が良いです。

チャットレディとして報酬を得たら確実に確定申告をしましょう

チャットレディは本業として行うにせよ、副業として行うにせよ、事業所得か雑所得になります。そして、確定申告をする必要があるのは、年間の報酬額が20万円を超えたときです。

それなりに時間をかけてライブチャットに取り組めば、20万円はすぐに稼げてしまうので、多くのチャットレディは確定申告をすることになるでしょう。

つまり、ライブチャットで収入があると、ほとんどの場合に確定申告が必要になるのです。

そして、これまで説明してきた通りですが、無申告はとにかくリスクしかありません。その時は良くても、後で必ず後悔することになります。

チャットレディとして働くときは、必ず確定申告も意識するようにしてください。繰り返しになりますが、無申告は絶対にやめましょう。