確定申告の季節がやってきました。チャットレディも申告は必要です!

毎年2月半ばになると、自営業やフリーランスの方は確定申告を行う時期になったと思うのではないでしょうか。

チャットレディの場合も、専業でやるにせよ、副業でやるにせよ、原則として確定申告は必要です。

特に、2020年は新型コロナウイルスの影響もあり、在宅で稼げると思って新しくライブチャットを始めた、新人チャットレディの方も少なくないはずです。

しっかりと確定申告を行い、後でトラブルにならないように行いましょう。

チャットレディが確定申告をしなければいけない基準

チャットレディとしてある程度の金額を稼いだ場合、原則として確定申告は必要です。

個人事業主やフリーランスで働く方が、年間の所得がプラスの場合、つまり黒字になっている場合は、基本的に確定申告は必要になります。

ただし、本業のお仕事があって給料を貰っており(年間2000万円以下)、さらに副業の所得が年間20万円以下の場合は、確定申告は不要です。

分かりやすく言うと、本業があって、チャットレディは副業としてやっているけど、年間の所得が20万円以下の場合は、確定申告は不要になります。

なお、あまり例は多くないと思いますが、この場合の本業はひとつでなければいけません。複数の仕事から給料をもらっている場合は、副業としてのチャットレディの所得が20万円以下であっても確定申告は必要になります。

チャットレディとして確定申告をするなら経費を計上しましょう

この話は初めてチャットレディとして稼いだ方向けの内容です。

会社勤めの経験しかないとあまりピンとこないかもしれませんが、自営業などで稼いだ場合は、経費を計上することができます。

もちろん、何度も経費にできるわけではなく、チャットレディとして稼ぐために使ったお金が経費として認められます。

具体的に言えば、チャットをするためにカメラや照明器具、マイクなど、専用の道具を用意した場合は、それらは全て経費にできます。

また、お化粧品や衣装の他、ライブチャットで行うパフォーマンスのために、ダンスやヨガ、トークを習いに行ったのであれば、そのスクール代も経費になります。

売り上げが伸びない

ただし、注意したいのは、チャットレディのお仕事だけでなく、プライベートでも使うものであれば、全額を経費にすることはできません。

例えば、購入した化粧品をライブチャットだけでなく、普段も使う場合は、全額ではなく一部のみ経費にできます。

具体的に何割を経費にするかは、ケースバイケースです。

この考え方が特に大事になるのは、家賃や電気代を経費にするかどうか、する場合は何割が経費になるか考えるときです。

チャットレディは在宅ワークができるので、その場合は家賃や電気代の一部も経費にできます。

どれくらい経費にできるかは、自宅のどれくらいのスペースを、どのくらいの時間仕事で使っているかによります。

あまり細かく厳密に考える必要はなく、40%とか50%という風に考えたので大丈夫です。

ただし、毎日24時間仕事をすることは不可能ですし、自宅の全てのスペースを仕事に使うというのも無理な話なので、家賃や電気代を100%経費にするのは難しいです。

だいたい何割が経費になるのか相場は決まっています。詳しくは「チャットレディの基本的な経費を理解して税金対策!」の記事をご覧になってください。

チャットレディで持続化給付金の支給を受けた場合は確定申告が必要です!

2020年は新型コロナウイルスの影響で多くの企業や自営業者が影響を受けた一方、国や地方自治体から手厚い補助金の支給もありました。

また、日本に住民票がある国民や在住外国人の方を対象に、一律10万円の給付もありましたよね。

この10万円の給付金は非課税なので、もちろん確定申告の必要はありません。

ですが、持続化給付金の場合は雑所得として課税対象になるため、支給を受けた場合は確定申告が必要になります。

チャットレディの方で持続化給付金の支給を受けた場合は、必ず確定申告を行うようにしましょう。

新型コロナウイルスの影響で補助金の支給はまだまだ増える?確実に確定申告をしておきましょう

ワクチンの開発と一般の方への投与開始によって、新型コロナウイルスの問題に関しては明るい話題も増えています。

ですが、実際の経済への影響は大きく、欧米諸国や日本はさまざま給付金の支給を続けています。

日本在住者への一律の現金支給や持続化給付金のような手厚い給付金があるかどうかは分かりませんが、企業や自営業者向けの補助金は大小さまざまなものがあります。

それらの補助金を受け取るためには、確定申告をしてしっかりとしていることが前提となります。

そもそも、所得があるのに確定申告をしていないと、申告漏れなどで余分に税金を払わなければいけなくなります。