次の冬に備えてチャットレディをやってみる?―チャットレディを始めるときの注意点
新型コロナウイルスの影響で日本では4月から5月まで、大規模な自粛が行われました。
それに伴い、オンラインでできることはオンラインで行うという動きも一気に進みました。今後、社会が正常に戻っていくにしたがって、オンライン化がどうなるかはわかりませんが、少なくともある程度は残ることが予想されます。
自粛によってお水商売のほとんどが営業できなくなり、関係者は大きな影響を受けましたが、唯一チャットレディのみは営業を継続できました。むしろ、売り上げが増えた方もいるほどです。
次の冬には新型コロナウイルス流行の第二波が来る可能性があるといわれています。そのときに大規模な自粛が行われるかどうかは分かりません。
ですが、社会全体で自粛とならなくても、一部の方は感染を避けるために夜の街で飲み歩くのは避けようとするはずです。
ですので、今からチャットレディとして活動を始め、冬に備えておくのは、ライブチャットで稼ごうと考えている方にとっては良い機会かもしれません。
そのような方のために、改めてライブチャットを始める際の注意点をまとめました。特に、リアルなお水の仕事をしている方が、チャットレディを副業として始める場合に気を付けたいことを重点的にまとめています。
リアルな世界での自分とチャットレディとしての自分を完全に切り離す
実際にクラブやラウンジ、ガールズバーなどで働いている場合、すでに馴染みのお客さんや常連のお客さんがいると思います。
チャットレディを始めた場合、これらのお客さんに連絡すれば、最初から一定のお客さんを確保できるので、すぐに報酬を上げられます。
ライブチャットでは始めたばかりの無名の頃は稼ぐのが難しいので、これは大きなアドバンテージになります。
ですが、基本的にはリアルな世界での自分とチャットレディとしての自分は完全に切り離しておいた方が良いです。
理由はこれから詳しく説明しますが、最初はメリットの方が大きいように見えても、実はデメリットの方が大きくなってくる可能性があるからです。
同様に、ライブチャットで出会ったお客さんに、自分がリアルで働いているお店を教えたりすることも避けるべきです。

ライブチャットにはアダルトとノンアダルトの二種類があるけど、一般的にはアダルトのイメージが強い
ライブチャットでは、女性がアダルトな内容の会話やパフォーマンスを行う場合と、アダルトはNGのものがあります。
大きく稼げるのはアダルトありの方ですが、ノンアダルトだけで稼いでいる方も少なくありません。
ですが、一般的にはライブチャットと言うと、アダルトなイメージを持っている方は多いです。
そのため、お水のお仕事をしていて、チャットレディもやっていると言うと、お客さんからそういう目で見られてしまうリスクもあります。
最悪の場合、実際の交友関係に変な噂を流されてしまうリスクもあります。
ストーカー化してしまうお客さんがいると危険性がもっと大きくなる
確率はとても低いですが、実際のお水商売でもライブチャットでも、ストーカー化してしまう相手はいます。
お水商売であれば、お店の側で守ってくれたり、最悪の場合は警察に相談することもできます。
もちろん、ライブチャットでも運営会社に通報したり、最悪は警察に頼ることもできます。
ですが、ライブチャットでストーカー化した相手が怖いのは、チャットレディの個人情報を特定しようと躍起になってくることがある点です。
そのときに、自分がお水商売をやっていることを話してしまっていて、しかも働いているお店まで喋っていたら、相手がお店にやってくるというとても怖い結果が待っているかもしれません。
ですので、ライブチャットで自分が実際に働いているお店を話すのはリスクが高いのです。
不特定多数の相手に話すのはもちろんダメですが、常連になってくれたお客さんも、いきなり豹変する可能性があるためリスクがないわけではありません。

チャットレディ以外にも、オンライン会話や飲み会を行うツールを使うという選択肢があります
キャバクラやガールズバーなどでは、新型コロナウイルスによる自粛期間中にオンラインで営業するという試みがありました。
正常に営業できるようになると、オンラインでの営業は減っていくかもしれませんが、感染リスクを避けたいお客さんが一定数いるため当面、需要がなくなることはないはずです。
また、次の冬が来たときに感染流行の第二波が起これば、また今年の4月や5月と同じようにオンラインでの需要が増えるはずです。
チャットレディではリアルな世界と切り離して働いた方が安全なのは今述べた通りです。
ですが、Zoomなどを使ったオンライン飲み会であれば、そのままお店のお客さんを相手にすることができます。
お店のルールにも寄りますが、自粛中はお客さんと個人的にやり取りすることも不可能ではないはずです。
もし、お水のお仕事が中心で、オンラインで稼ぐのはあくまで一時的にという考えであれば、チャットレディではなくオンラインツールを使って、そのままお客さんを相手にした方がよいです。
もちろん、オンラインの可能性に目覚めて、副業であっても本格的にやりたいというのであれば、チャットレディは可能性のある働き方です。