チャットレディ―最悪なお客さんに備えておく
ライブチャットを利用するお客さんのほとんどは良識のある男性です。
ときにはちょっと癖のあるお客さんと出会うこともあるかもしれませんが、変わっているだけで基本的に害はありません。
ですが、ごく稀にとんでもないお客さんと遭遇してしまうことがあります。
確率から言えばとても低いのですが、具体的な事例を知っておけば、万が一出会ってしまったときも比較的落ち着いて対応できるはずです。
最悪なお客さんの事例を事前に知っておくことの大切さと注意
人間は想定もしていなかったことが突然起こると、うまく対処できない傾向にあります。
それがうれしいことや良いことなら構いませんが、自分にとって良くないことや危ないことだと、冷静さを失ってしまうのは良くありません。
想定していなかったことに上手く対処する方法は、それを「想定していたこと」に変えてしまうことです。
チャットレディの例で言えば、最悪なお客さんの事例、具体的な発言や行為を事前に知っておけば、いざ出会ってしまったときも上手く対処できます。
これが全く想定していない状態だと、パニックに陥ってしまったり、相手の思うままに誘導されてしまう可能性もあります。
また、後で上手く対処できなかった自分に嫌悪感を持ってしまうこともあります。
一方で、最悪のお客さんの想定をしておくことは大切なことですが、そのことばかり考えてしまうのも逆に良くありません。
最悪のケースばかり考えていると、ライブチャットで働くのが怖くなってしまいます。
また、ネガティブな感情はトークやパフォーマンスにも影響するため、接客にも悪い影響を与えてしまいます。
するとお客さんが減って収入も減る、ますますライブチャットが嫌になるという負の連鎖に陥ってしまいます。
いくらお金を稼ぐためとはいえ、本当に嫌なことは続けられません。チャットレディをしていて最悪のお客さんに出会ってしまう可能性は低いので、想定はしつつも、あまり重く考えないようにしましょう。

最悪のお客さんのケース①―アダルトNGなのにセクハラ発言・行為をしてくる
ライブチャットで嫌なお客さんとして一番多いのがこのパターンです。
アダルトNGを明記してライブチャットをしているのに、セクハラ発言を繰り返したり、アダルトなパフォーマンスを要求してくるお客さんは0ではありません。
ベテランチャットレディなら軽くあしらう人も多いですが、慣れないうちはショックを受けてしまうかもしれません。
セクハラ発言・要求に対しては、自分で基準を決めておき、一定のラインを超えたお客さんについては、ブロックしてしまうのが一番です。
※ノンアダルトのライブチャットであっても、チャットサイトによってはある程度は許容されている場合もあります。完全にノンアダルトでやりたいのであれば、適したサイトを選ぶようにしましょう。
最悪のお客さんのケース②―アダルトNGなのに突然露出をしてくる
これもセクハラ行為ですが、特に注意が必要なので別枠としました。
セクハラ発言・行為はチャットレディに対する要求だけではありません。
中には、男性自らが突然露出をしてくるケースもあります。もちろん、露出してくる部分は局部です。
また、一見普通の恰好をしていながら、上着などの下が全裸だったり、女装をしていることもあります。
これも全く想像していない状態でいきなりやられると、大きなショックを受けてしまいますよね。
露出癖のある男性は、女性の驚く姿やショックを見ると満足し、すぐに退室してしまうこともあります。
苦情を言おうにも言えないので、チャットレディの側から見れば最悪ですが、露出狂のケースもあるのは理解しておきましょう。
最悪のお客さんのケース③―理不尽なクレームや暴言を言ってくる
人によってはセクハラ発言や行為以上に怖いのが、理不尽なクレームや暴言。
特に中年以上の男性のごく一部に見られるのですが、クレームや暴言によって相手を委縮させ、自分の思うままにコントロールしようとする人がいます。
同じことはライブチャットでも起こりえます。
「愛想が悪い」、「こっちは金を払っているのにサービスがひどい」など、最初は小さなクレームから始まることが多いですが、次第に暴言や脅迫めいた発言に変わっていきます。
そして、最終的にはこちらが望まないことを要求してくるというパターンも多いです。
理不尽なクレームや暴言には付き合う必要はありません。自分でこれはもう無理だと思ったら、ブロックしてしまいましょう。

最悪なお客さんは基本的にブロックで対処。最初に遭遇したときにショックを受けないことが一番です
これらのような最悪なお客さんは、限度を超えていると思ったらブロックをしてしまうのが一番です。
また、ライブチャットの運営に相談すれば、対処してくれます。
大切なのは、そのようなお客さんに初めてセクハラ発言・行為や暴言をいわれたときに、大きなショックを受けてしまわないことです。
そのためには、事前に最悪のお客さんも一定数はいるということ、実際の事例を知っておくことが大切です。